マインドフルネスは過食症の治療に何をもたらすか
過食(むちゃ食い)や過食嘔吐の引き金になるのは
アルコールや薬物使用と同じように、
怒りや不安、抑うつ、人間関係における衝突など
強烈な否定的感情を体験したときであり
多くの人がその場の対処法として薬物使用に強烈な肯定的期待感(渇望)をもつのである。
物質使用者は、怒りを感じるときや、物質使用者との付き合いや仲間から否定されることへの恐怖に直面する、といったストレスの多い状況に直面すると、精神的な支えとして嗜癖行動に頼る以外の方法がないと考えるようになる。

マインドフルネスに基づく嗜癖行動の再発予防』日本評論社
リリラプス・プリベンション(再発予防)でも対人関係療法と同じく
飲酒の発端となったものは何か。
患者が最初に「ついつい酒に手を出してしまった」その日、何が起きたのか。
引き金となった状況に関する情報が得られれば、再発を防ぐために新しい対処スキルを患者に獲得させ、その訓練ができるのではないか。

マインドフルネスに基づく嗜癖行動の再発予防』日本評論社
を見ていき、「新しい対処スキル」を身につけて
脅威と感じられた自己効力感をエンパワーすることを目標にしています。

全文はこちら右 マインドフルネスは過食症の治療に何をもたらすか

| http://www.ipt-clinic.com/blog/index.php?e=270 |
| 摂食障害 | 04:36 AM | comments (x) | trackback (0) |
過食症や過食性障害からの回復の道のり2
過食や過食嘔吐からの回復には
○ 自己受容
○ 人生に価値や目的をもつ
○ 価値や目的に沿った行動ができる
という「自己志向性」を高めること(自己の次元の成長)と
○ 他者受容
○ 共感・協力
という「協調性」を高めること(社会の次元の成長)の2つが
必要不可欠です。
同時にこの2つは不安定型愛着を獲得安定型の愛着に修正していくときも
必要なプロセスになります。

そのために「なりたい自分像」を明確にして
「変化の動機づけと原動力(秘訣1)」を使って
目的と価値にそった行動ができるようになるために
「自分との関係を改善(調和)すること(秘訣2=自己受容)」が
過食症や過食性障害からの回復の最初のステップになります。

全文はこちら右 過食症や過食性障害からの回復の道のり2

| http://www.ipt-clinic.com/blog/index.php?e=268 |
| 摂食障害 | 05:58 AM | comments (x) | trackback (0) |
過食症や過食性障害からの回復の道のり1
過食や過食嘔吐からの回復には
クロニンジャーの「自己志向性」と「協調性」の両方を高めることが
治療につながるとされています。
(『過食症の「自己批判」と回復に必要な「自己受容」』参照)

20回未満の対人関係療法で回復した患者さんから話を聞くと
「回復のきっかけは、「なりたい自分」という目標を見いだしたから」と
話してくださることがすごく多いのです。

どんな自分になりたいか?は『8つの秘訣』の
「秘訣1 回復への動機、忍耐、そして希望」に

今の状態を変えたとしたら、どんな将来が待っているでしょう。
なぜ、回復したいのでしょうか。
最終的には、あなたは、食べ物を生活の中のどんなところに位置づけたいのでしょうか。

などがありますし、「秘訣8 人生の意味と目的を見つける」にも
「回復したある日」という練習があるように
なりたい自分に向かって人生の舵をきることは
変化の動機づけと原動力になりますよね。

全文はこちら右 過食症や過食性障害からの回復の道のり1

| http://www.ipt-clinic.com/blog/index.php?e=267 |
| 摂食障害 | 05:31 AM | comments (x) | trackback (0) |
過食や過食嘔吐の混乱と迷妄から回復する
生きていくうえで誰しも感じる苦痛から気をそらすことで、
あるいは気そらしの方略である食行動にしがみつくことで
強迫的で嗜癖的なパターンが生み出されます。
そのパターンが繰り返されることで、
摂食障害の行動と自分を同一視してしまうようになります。

何が起きるかわからない世界の中での当てになるもの、
たとえば、冷蔵庫をあければいつも食べ物があるということで
かりそめの安心感と満足感を感じることができ、
当てになるのは、自分の食行動だけになってしまうのです。

そして「自分は摂食障害だ」「私は過食症だ」と
病気や症状がアイデンティティとして確立してしまうと
「わたし」と「わたし以外(健康な人)」が対立してしまいます。

三田こころの健康クリニックでの対人関係療法の導入時に説明する
病気の3つの策略のうち「人と比べる」ということですよね。

全文はこちら右 過食や過食嘔吐の混乱と迷妄から回復する

| http://www.ipt-clinic.com/blog/index.php?e=266 |
| 摂食障害 | 07:05 AM | comments (x) | trackback (0) |
過食のエネルギーは「イライラ」と「不安(心配)」
拒食症・過食症を対人関係療法で治す』には
過食症は「「冒険好き」の「心配性」がなりやすい」と書いてありますよね。

最近の過食症やむちゃ食い症の傾向をみていると
「冒険好き」が高い人はほとんどいらっしゃらないのです。
むしろ「「心配性」と「ねばり強さ」が拒食症を作る」タイプの人が
拒食の時期を経ずに過食症やむちゃ食い症になっていることが多いのです。

過食症やむちゃ食い症の人では、衝動的で不適応的な気分調節行動はみられるものの
ひと昔前にはよくみられていた万引きやリストカット、
薬物乱用などの他の衝動行為を伴う過食症は減ってきた印象があります。

全文はこちら右 過食のエネルギーは「イライラ」と「不安(心配)」

| http://www.ipt-clinic.com/blog/index.php?e=287 |
| 摂食障害 | 01:31 PM | comments (x) | trackback (0) |
摂食障害症状の意味
摂食障害に限らず、うつ病をはじめ心の病気の多くが
個人的な要因だけでなく、さまざまな環境的要因や
心理社会的な要因が影響しあって発症することがわかっています。

内省能力や言語化能力が充分に発達していない人では、
身体や行動面で抑うつ状態の症状を呈することが知られており、
こういった症状は、代理症状あるいは仮面症状と呼ばれてきました。

青年期から成人の抑うつ障害(いわゆるうつ病)では、
焦燥感、心配過多、エネルギー喪失感、精神運動制止、早朝覚醒
などが多くみられるのに対し、思春期の抑うつ障害(思春期うつ病)では
無価値感、身体的愁訴、自殺企図が多いことが知られています。

全文はこちら右 摂食障害症状の意味

| http://www.ipt-clinic.com/blog/index.php?e=286 |
| 摂食障害 | 06:56 AM | comments (x) | trackback (0) |
過食症の「自己批判」と回復に必要な「自己受容」
20回未満の対人関係療法の治療で
過食や過食嘔吐が消失した患者さんたちと面接していると
回復した人に共通する3つの特徴があることに気がつきました。

その3つとは、
(1) クロニンジャーの七因子のうち「自己志向」が高まっている。
(2) 自分の目的が明確になり、周りの人とのつながりが感じられている。
(3) 自分の考えや気持ち、感覚への気づきが高まり、自分に優しくできている。
ということでした。

クロニンジャーは「自己志向」「協調性」を高めることで
生まれ持った気質をコントロールすることが可能になり、
環境や状況へ対処できるようになる、としています。

全文はこちら右 過食症の「自己批判」と回復に必要な「自己受容」

| http://www.ipt-clinic.com/blog/index.php?e=285 |
| 摂食障害 | 04:39 AM | comments (x) | trackback (0) |
大切な相手に病気のことを伝える
摂食障害から回復するための8つの秘訣』には
「秘訣7 摂食障害ではなく人々に助けを求めよう」がありますが
さまざまな理由で他者に話すことが困難と感じられることがあります。
◎助けを求めたくない
周りの人に助けをもとめることがなぜこれほど大変なのかということについては、すでにいろいろ考えてみたかもしれません。
私たちも、長年の治療経験の中でクライエントさんたちの理由を数えきれないほど聞いてきました。以下にいくつか紹介しましょう。
と、他者に病気のことを話すことを躊躇う理由が列挙してありますので、一緒にみてみましょう。

全文はこちら右 大切な相手に病気のことを伝える

| http://www.ipt-clinic.com/blog/index.php?e=284 |
| 摂食障害 | 04:24 AM | comments (x) | trackback (0) |
摂食障害にではなく人々に助けを求めよう
摂食障害から回復するための8つの秘訣』の「秘訣7」では
周りの人を頼り、また自分を頼ることの大切さと
それが上手にできるようになれば、摂食障害の出る幕がなくなる
ということが書いてあります。
あなたにとって、必要な時に周りの人に助けを求めることがどれだけ大切かということが明らかになってきたでしょうか。
しかし、一方で私たちは、周りの人だけを頼りすぎないようにとも話しています。
(中略)
大切なことは、周りの人を頼りつつ、自分自身をも頼りながら、ちょうど良いバランスを見つけることです。
コスティン・他『摂食障害から回復するための8つの秘訣』星和書店
重要な他者とのコミュニケーションを介して
摂食障害を治療していく対人関係療法からみると
他者との関係に焦点を当てることが「秘訣7」と
最後の方にあることに不思議な感じがするかもしれませんね。

全文はこちら右 摂食障害にではなく人々に助けを求めよう

| http://www.ipt-clinic.com/blog/index.php?e=283 |
| 摂食障害 | 06:15 AM | comments (x) | trackback (0) |
慣れ親しんだ考え方や考え方のパターンに気づいていく
グループ対人関係療法』でウィルフリィは
動揺する状況を心にとめるようにし、そのときに起こっているもの(考え)や気持ちに注目してみてください。
そのときに起こっているものに、です。
これがうまくできるようになると、自分の悩みを隠すために食べ物を利用しなくてすむようになってくるでしょう。
食べ物で自分を麻痺させるのではなく、自分の気持ちに注意してはっきりつかめるようになる、つまり自分自身との関係を改善し、他人との関係を改善できれば、ネガティブな気持ちをコントロールするために食べ物を利用しなくてすむようになるでしょう。
自分の気持ちがうまく扱え、他人との関係もうまくいくようになるほど、過食はへっていくでしょう。
と書いています。

全文はこちら右 慣れ親しんだ考え方や考え方のパターンに気づいていく

| http://www.ipt-clinic.com/blog/index.php?e=282 |
| 摂食障害 | 06:12 AM | comments (x) | trackback (0) |
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