トラウマと気分障害の関係
トラウマによって感情調節不全が生じることは
医学書にも記載があるくらいの周知の事実なのですが、
精神科臨床では、生育歴を詳しく聞かないため
見過ごされていることがほとんどで、
「遷延性うつ病」や「難治性うつ病」とされていることも多いのです。
(『愛着の問題やプチ・トラウマが関与する気分変調性障害の治療』参照)

たとえば、感情調節不全の症状である不機嫌やいらだたしさは、
「気分変調性障害」などの抑うつ状態でもみられるほか、
「双極性障害」の躁状態や混合状態の指標ともされています。

全文はこちら右 トラウマと気分障害の関係

| http://www.ipt-clinic.com/blog/index.php?e=165 |
| トラウマ・PTSD | 04:45 AM | comments (x) | trackback (x) |
解離をともなうトラウマ関連障害
小児期に虐待やいじめを経験した場合、
成人期の行動や情動にどのような影響を与えるか
ということはいまだによくわかっていないようです。

「愛着の問題(反応性愛着障害)」は
養育者からの不適切な養育により
(虐待やネグレクト、養育者の頻繁な交代など)
幼少期の対人関係の特異的な行動のことですが、
成人すると「愛着スタイル」になるのか
あるいは別の問題が生じるのかも
よくわかっていません。

全文はこちら右 解離をともなうトラウマ関連障害

| http://www.ipt-clinic.com/blog/index.php?e=110 |
| トラウマ・PTSD | 04:53 AM | comments (x) | trackback (x) |
刹那の反転6〜共感のまなざし
刹那の反転5〜意味づけとエクスポージャー』で
「受動性から能動性への反転不全」という「受動体験」である
トラウマティックな体験は、
「意味づけをする」という能動的な態度(エクスポージャー)により
外傷の要素を無効にすること(レジリアンスを回復すること)が可能
で、
その土台になるのが「共感」ということをみてきました。

“共感”とは何なのか?そして、なぜ“共感”は絶大な治療効果をもっているのか?この問いに答えることは、簡単なようでじつはたいへん難しい。
宇田亮一・著『吉本隆明『心的現象論』の読み方』(文芸社)

ということを今回はみていきます。

全文はこちら右 刹那の反転6〜共感のまなざし


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| トラウマ・PTSD | 08:50 AM | comments (x) | trackback (x) |
刹那の反転5〜意味づけとエクスポージャー
刹那の反転4〜語りの時間』で
トラウマティックな体験は、
0.5秒の遅延の間に起こるはずの
「起こった事象を物語り、自分の経験として取り込む」ことが停止し
「受動性から能動性への反転不全」が起きるために
<今>に拘束(過去と未来からの離断)させられた「受動体験」のため、
「実感がもてないながらも激しい苦痛だけは確かにある」

ということをみてきました。

そのようなトラウマ体験から、私たちは
どのように回復していけばいいのか、
もうすこし、野間俊一先生の『身体の時間』を
読み進めてみましょう。

全文はこちら右 刹那の反転5〜意味づけとエクスポージャー

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| トラウマ・PTSD | 05:55 AM | comments (x) | trackback (x) |
刹那の反転4〜語り(ナラティヴ)の時間
刹那の反転3〜主体的意識の立ち上がり』で
刺激が意識に上がるまでに、0.5秒もの脳の処理過程が必要であり、
この0.5秒の遅延の間に、
「まなざし」の“投影”と“取り入れ”によって動態化し、
出来事を組み替えなおし、
最初から知覚していたかのように認識する

ということをみてきましたよね。

内海健・著『さまよえる自己』(筑摩選書)から
0.5秒の遅延の秘密を読み進めていきましょう。

全文はこちら右 刹那の反転4〜語り(ナラティヴ)の時間

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| トラウマ・PTSD | 05:52 AM | comments (x) | trackback (x) |
刹那の反転3〜主体的意識の立ち上がり
刹那の反転1〜トラウマの成り立ち』では、
末梢の刺激が意識に上がるまでに、0.5秒もの脳の処理過程が必要であり、
遅れたはずの意識が、最初から知覚していたかのように報告することで、
結果的に遅れが取り戻されている
というリベットの実験結果をみてきました。

刹那の反転2〜受動から能動へ』では
0.5秒の遅延の間に、意識は出来事を組み替えなおすことで
最初から知覚していたかのように認識する
ことに関与しているらしいということをみてきました。

今回は、主体的意識あるいは主体的自己が
0.5秒の間にどのように立ち上がるのかをみていきましょう。

全文はこちら右 刹那の反転3〜主体的意識の立ち上がり

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| トラウマ・PTSD | 05:36 AM | comments (x) | trackback (x) |
刹那の反転2〜受動から能動へ
前回の『刹那の反転1〜トラウマの成り立ち』で、
「主体的自己]は、0.5秒の遅延により
「最初から知覚していたかのように」認識すること
に関与しているらしいということをみてきました。

もう少し、内海健・著『さまよえる自己』(筑摩選書)
読み進めてみたいと思います。

全文はこちら右 刹那の反転2〜受動から能動へ

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| トラウマ・PTSD | 06:11 AM | comments (x) | trackback (x) |
刹那の反転1〜トラウマの成り立ち
愛着(アタッチメント)と対人的心的外傷(アタッチメント関連トラウマ)3』で
認知理論によるトラウマの考え方を紹介しました。

それによると、悲惨な外傷体験が断片化されるというメカニズムと
原初的な身体感覚からさまざまな表象が形成されるメカニズムが、
複雑に絡みあってフラッシュバックが形成されると考えられます。

動物では、脅威にさらされたときの行動は共通しており、
凍りついて動かなくなる(「擬死反射」)か、
興奮し、無秩序に暴れまわるか(「運動暴発」)、ですよね。
その後に、「闘争・逃避反応」(戦うか逃げるか)が起きてきますよね。

全文はこちら右 刹那の反転1〜トラウマの成り立ち

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| トラウマ・PTSD | 01:42 PM | comments (x) | trackback (x) |
愛着(アタッチメント)と対人的心的外傷(アタッチメント関連トラウマ)5
アタッチメント関連トラウマでは、
アタッチメント関係を安全基地として利用するのは難しいかもしれません。

ではどうすればいいのでしょうか?

アタッチメントが傷ついた場合は、
「信頼に裏付けされた期待」と「安定したアタッチメント関係の回復」
というプロセスを経る必要がありそうです。

また喪失体験の場合やアタッチメント対象からの虐待の場合は、
代替あるいは第二のアタッチメント対象との間に、
安定した関係を構築することで、
アタッチメント対象の利用可能性(アヴェイラビリティ)は回復可能なようです。

全文はこちら右 愛着(アタッチメント)と対人的心的外傷(アタッチメント関連トラウマ)5

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| トラウマ・PTSD | 07:48 AM | comments (x) | trackback (x) |
愛着(アタッチメント)と対人的心的外傷(アタッチメント関連トラウマ)4
未解決型の親のストレス反応や爆発的な怒りに対し、
子どもは、「親は恐怖の存在である」と体験します。

また親の解離的な誤りや情緒的な麻痺は、無気力な行動を生み、
トラウマティックな体験に関する侵入的で統合されていない記憶は、
親の行動や気分に予測できない変化をもたらし、
いずれも子どもにとっては恐怖となります。

このように親の未解決型のトラウマは、
子どもに恐怖を喚起させるような行動につながり、
子どもは親の予測できない行動に怯え、
アタッチメント関係を維持するための
一貫した行動を取れなくなるということが知られています。

全文はこちら右 愛着(アタッチメント)と対人的心的外傷(アタッチメント関連トラウマ)4

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| トラウマ・PTSD | 07:05 AM | comments (x) | trackback (x) |
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